アクションラーニング

 問題解決を図りながら個人と組織の成長を促す

アクションラーニング体験会の実施や、導入の支援を行います

アクションラーニングとは?

アクションラーニングは、現実の重要かつ複雑な問題や課題を解決する手法として普及してきました。世界中の多くの企業で、新製品開発、新サービス提供、コスト削減、生産の効率化、顧客開拓、サービスの質の改善、組織文化変革の手法として実績を上げています。

また、アクションラーニングは重要かつ複雑な問題解決を解決するとともに、個人、グループ、組織の能力を開発し、最小限のコストで実施できることが特徴となっています。

実際、アクションラーニングは、リーダーシップ開発、チームビルディング、組織能力の向上などに、世界中の多くの企業が取り入れています。

アクションンラーニングは、実務を通じたリーダー育成、チームビルディング、組織開発を効果的に行う問題解決手法です。

小グループが現実の問題を解決する中で行動し、個人、グループ、組織が学習してゆくプロセスがアクションラーニングです。

 

アクションラーニングを構成するもの

1.問題、課題

問題は重要かつ緊急度が高く、解決に際してはグループに責任を持たせる必要があります。グループに学習の機会を与えさせることで、個人、グループ、組織の能力を向上させる機会を提供します。

2.グループ

理想的には4~8人で構成され、問題・課題に取り組みます。解決にあたっては斬新な見方、考え方がカギとなりますので、メンバーのバックグラウンドは多様であることが望ましいです。

3.質問会議

アクションラーニングでは、メンバーに意見を述べさせる事よりも質問と振り返り(リフレクション)を重視します。正しい答えよりも適切な質問、何を知ってるかでなく何を知らないかに焦点を当てます。効果的な解決策は有効な質問によって生み出されるからです。
質問はグループの対話と結束を生み出し、革新的なシステム思考を促し、学習成果を向上させます。

4.問題解決のための行動

アクションラーニングは問題の解決策を考え出すとともに、解決のために実際に行動することを求めます。行動は学習を促します。行動はリフレクションの重要な要素です。
アクションラーニングでは、問題を再定義し、目標を設定し、解決策を絞り込み、その解決策に沿って行動を起こします。

5.学習へのコミットメント

問題解決はグループに直接的で短期的な利益をもたらします。アクションラーニングにおける学習の利点は、短期的な問題解決という以上に、組織にとって非常に大きい戦略的価値を生み出します。
したがってアクションラーニングは問題解決と個人・グループ・組織の能力開発の双方に等しく価値を置いています。グループの能力が上がれば上がるほど、意思決定と行動が効率的に行われるようになります。

6.ALコーチ

学習を促し、問題を解決するためには、グループの支援役であるコーチの存在が重要になります。ALコーチは質問会議で、何を学習し、どのようにして問題が解決するかをメンバーに考えさせます。

 

質問のメリット

質問は、問題解決、チームビルディング、リーダーシップ開発、学習意欲の4つの利益を生み出します。

1.問題解決

アクションラーニングでは、質問は単に回答を探すものではなく、質問の中身を理解し、それに答える事で考えを深耕させるものであると考えます。質問とリフレクションは、メンバー全員が協働しているという気を起こさせてくれます。

質問に答える事で、グループは整合性と矛盾に気づきます。質問に答える事で自分の考えを徹底的に論じさせ、自分で抱え込んだら手にできないであろう明快さや洞察を引き出します。

2.チームビルディング

コミュニケーションの基本形が質問である場合、誰か一人がその議論を支配することは困難になる。質問をしたり、答えたりという相互関係の中でのみ議論に参加できることになる。

質問にはグループの結束力を強める力がある。質問が即中心となり、質問をした人や答えた人よりも、質問そのものに焦点が移るからです。

問題をグループ全員の者として取り組み、解決策を模索してゆくとき、共同体意識や一体感が強まる。

メンバーがグループとして、さまざまな質問を通して革新的な洞察を得、問題解決に携わる時、より強い絆やサポートが生まれてきます。

3.リーダーシップ開発

アクションラーニングでは誰もが質問のスキルを習得し、実践するための時間を得ます。ALコーチの指導の下、グループは質問の質とその影響を学習します。適切な質問をすることの重要性を体感し、質問は他社への思いやりや感情移入の能力をあらわします。そして質問はどんな熱心な勧誘より人を動機付けます。

質問は我々自身と周囲の人々の学習を促し、成長させます。質問をする能力と質問の影響力はリーダーにとって価値あるものになります。

4.学習意欲

質問という行為は人間の脳のシナプス(神経細胞相互間の接合部)に生理的な衝撃を与え、シナプスはより拡大し、より結合します。つまり質問をし、それに答える事により、より脳に強く刻み込まれます。

アクションラーニングでは問題の直接的な原因や有効な解決策だけでなく根本的な原因や解決策(ダブルループ学習)それらの原因や解決策を生み出している文化や思考(トリプルループ学習)をも探り出します。

そして質問がメンバー全員の学習に対する心理的な側面に寄与し、問題解決を成功に導きます。

 

 

アクションラーニングの導入事例

日本アクションラーニング協会ではエクセレントアワードとして、組織を活性化させた組織・個人を表彰し、優秀なアクションラーニング(マーコードモデル)事例を公表することによって、アクションラーニング(マーコードモデル)の普及と実践知の蓄積を促進しています。

そちらのページをご覧になってください。

⇒NPO法人日本アクションラーニング協会 導入事例

 

 

関連リンク

NPO法人日本アクションラーニング協会

*参考文献 「実践アクションラーニング入門」ダイヤモンド社 マイケル・J・マーコード著 清宮普美代/堀本麻由子訳